
「身体のゆがみが不調の原因です」と散々申し上げてきましたが、自分の身体のゆがみに気付いている方は案外少ないものです。ろくな手入れもせずに使い続けてきた身体は、多かれ少なかれゆがんでいます。
鏡に向かって自然に立ち、力を抜いて、次の3つのポイントをチェックしてみてください。
①顔が傾いていませんか?
顔が右または左に傾いていないか、身体の中心に対して左右にずれていないかをチェックします。これで、首の骨のゆがみが分かります。
首のゆがみは、肩こり・頭痛・めまいなど、主に首から上の症状を引き起こします。
②肩の高さは揃っていますか?
左右の肩の高さを比べてみてください。右肩が下がっていれば背骨が右に、左肩が下がっていれば背骨が左に傾いていることが分かります。
背骨は通常2回、3回と曲がっていますから、肩が揃っていても安心はできません。腰のところでゆがんでいれば、腰痛の原因となります。
③腰骨の高さは揃っていますか?
腰の左右にあるグリグリの上に指を置き、左右の高さを比べます。これで、骨盤のゆがみが分かります。
骨盤のゆがみは股関節症・膝痛などを引き起こしますが、便秘・生理痛など、内臓の不調にも関わってきます。